評判がいい神戸の古美術!茶道具のお手入れ方法とは?
茶碗は水に浸けておく
神戸の古美術店の多くは、釜・茶杓・茶碗・棗・水指といった茶道具の買取を行っています。茶道具の価値は状態によって大きく変わってくるので、正しいお手入れでカビやシミの発生を防ぎましょう。
茶道具の代表格である茶碗に関して言えば、まずは水に浸けて汚れを浮かせてから、指を使って優しく撫でるように洗うのが基本です。ここでスポンジやたわしを使ってしまうと、傷がついたり、破損したりする恐れがあるので注意しましょう。
基本的には洗剤を使わない
茶道具をお手入れする際は、基本的に洗剤は使用しません。特殊な粘土と昔ながらの製法で作られた茶道具は壊れやすいため、水もしくはぬるま湯でやさしく汚れを落とします。なお、汚れがきちんと落ちるように、使用後はすぐに洗うのがおすすめです。
食品の水分や油分が表面の目に詰まってしまった場合は、薄めた中性洗剤を使用しても構いません。洗剤を使用する場合も、できる限りスポンジなどは使わずに指でやさしく洗いましょう。
しっかりと乾燥させる
茶道具を洗った後はきれいな布巾で水気を取り除き、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させましょう。完全に乾いていない状態で箱にしまうと、カビが発生する恐れがあります。基本的には1日乾燥させたら箱にしまって構いませんが、心配な場合は2~3日陰干ししも問題はありません。
乾燥させる際は茶碗を伏せるのではなく、使用時と同じく高台を下向きで干すのがおすすめです。他の茶碗と重ねて保管すると器が傷つく恐れがあるので、必ず1つずつ保管しましょう。